ナイツ・塙 生放送の冒頭あいさつで連続“徳井イジリ”

[ 2019年12月2日 05:00 ]

「ナイツ」塙宣之(左)と「チュートリアル」徳井義実
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 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(41)がNHK BS1のプロ野球情報バラエティー「球辞苑スペシャル『初回』」に生出演。同番組初の生放送だったが、新MC就任のあいさつで、いきなりこれまで「編集長」を務めていた「チュートリアル」徳井義実(44)をイジり倒した。

 同番組はこれまで「チュートリアル」の徳井義実(44)がMCを担当してきたが、年間で約1億2000万円の申告漏れなどを東京国税局から指摘され活動自粛に。11月28日、「球辞苑」のMCが塙に変更されることが発表された。

 番組冒頭、「編集長代行」として登場した塙は、「無念」の書をバックに静かに視聴者に向けてのメッセージを語りだした。

 塙は暗めのトーン(口調)で「毎年、この時期に本来ここに座るべき人(徳井)が掲げてきた言葉なんですけども、今年ほどこの言葉が身に染みる年はないと思います」と話した。

 しかし「日本シリーズでソフトバンクに惨敗しましてジャイアンツファンとしましてもかなり状況としては“しんこく”な…」と語ると「あ、すみません。“しんこく”という言葉を使ってしまいました」とうろたえる様子を見せ、さらに「ホントに今日…緊張して“ぜいぜい”…。あ、“ぜい”という言葉を…」と、立て続けにキーワードをぶち込む“徳井イジリ”を展開。

 続けて「普段は編集したりするんですけども…」と語ると「“もれなく”生放送…あ、“もれなく”と使ってしまいました」と、自身の漫才同様にネタを畳みかけていた。さらにはデータマンを“国税局の人”と間違えるなど徹底した“徳井イジリ”。ややもすると重苦しくなりそうな現場の雰囲気をガラリと変えていた。

 それでもセットの壁には、活動自粛中の徳井に代わるかのように、徳井が大ファンの広島のTシャツが。徳井に対する愛も忘れなかった。

 また、ニュース明けの後半スタート時には「みなさん、起きてますか?生放送でお送りしています。“よしみ”見てる?よしみ!」と手を振る塙。「中日の、中日の吉見ですから」と言い訳はしたものの、忘れた頃の“徳井イジリ”で番組を盛り上げていた。

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2019年12月2日のニュース