ピンク・レディー “思い出の地”に感慨 映画「妖怪ウォッチ」で15年ぶり新曲

[ 2019年12月1日 17:20 ]

アニメ映画「妖怪学園Y 猫はHEROになれるか」の完成披露試写会で、初の舞台挨拶に臨んだピンク・レディー
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 「映画 妖怪ウォッチ」シリーズ6作目となる「映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか」の完成を祝して1日、同作のテーマ曲を歌うピンク・レディーの未唯mie(61)と増田恵子(62)が、都内で行われた完成披露舞台挨拶に登壇した。

 自分たちの出演作以外の映画公開記念舞台挨拶に、ピンク・レディーとして登場するのは初となる2人。しかも、この日の会場となった有楽町よみうりホールとは浅からぬ縁があり、ステージに登場するやいなや、増田は「実はここは、私たちが高校生の時に『スター誕生!』のテレビ予選の前のオーディションを受けた場所。すごく思い出が詰まっているところなので、興奮してます」と語った。

 テーマ曲「メテオ」は、ピンク・レディーとしては15年ぶりとなる新曲で、往年の大ヒットソングを彷彿とさせる曲調。それもそのはずで、70年代歌謡曲が自身の重要な音楽ルーツとなっているという作詞作曲担当の大人気ボカロ、P・ナユタン星人のたっての願いで2人の起用が決まったという。

 完成した曲についての感想について未唯mieが「金管楽器の使い方や、(全盛期の作曲担当の)都倉俊一先生を思わせる弦楽器のアレンジなど、ピンク・レディーのヒット曲の要素を積極的に取り入れてくださったおかげで、とっても私たちらしい作品になりました」と語れば、増田も「一度聞いたら忘れられないほどインパクトのある曲なんですけど、歌ってみると意外に難しくて。でもこれが未唯mieとの最後の録音になるかもしれないから、2人で心を一つにしてレコーディングに臨みました」と振り返った。

 また同映画にはシークレット演出として、以前に未唯mieが描いた絵本に出てくる異星人「モコちゃん」が登場したり、増田が声優として出演したりするシーンが忍ばせてあるとのこと。

 「映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか」は13日から全国公開される。

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