間寛平 70歳初の42・195キロ完走「目標は100歳まで」と意欲 コブクロ小渕も完走

[ 2019年12月1日 16:28 ]

レース前の練習中にすりむいた左膝のケガを示す間寛平(記者撮影)
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 タレントの間寛平(70)が1日、1年ぶりのフルとなる大阪マラソンに出場し、7月20日で70歳になって初めての42・195キロを完走した。フィニッシュ後、「沿道の人に走らされたようなもの。あおられた。ずっと“カンペー”ですから」と大阪城付近が発着地点になった新コースの影響で例年にまして多かった声援に感謝した。

 多忙さからあまり練習できなかったため、タイムは4時間37分31秒。「5時間をメドに走ってたのでこんなもん。アースマラソン走ってたから、へたりながらでもいけた」と2008年末から2年あまりで完走した地球をマラソンとヨットで1周するアースマラソンの経験値が生きた形。ただ、1週間前の競馬のG1ジャパンカップ当日、競馬ファンの寛平は大阪マラソンに向けた練習を終えた直後、発走時間であることに気づき「(発走)3分前にこけた。馬券は馬連ですけど当たったんですけどね」と告白。すりむいた左膝の影響が少なからずあったという。大阪マラソンは4年連続の出場。「目標は100歳まで。100歳になったら2日がかりで走りたい」と意欲を語った。

 また、デュオ「コブクロ」の小渕健太郎(42)は7回目の出場を4時間12分57秒で完走した。「これが大阪城だ。みんなもナイスラン」と叫びながらゴールし、「2025年大阪・関西万博があるからか(外国人ランナーが多く)国際色豊かで万博ムードを感じました」と笑顔で語った。デュオ書き下ろしによる大阪マラソン新公式テーマソング「大阪SOUL」を今回発表し、ゴール地点では黒田俊介(42)の出迎えも受けた。「みんなが(自分の)肩を叩いていってくれる。すごく楽しかった」と振り返った。

 京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長(57)は3時間27分7秒でゴールし、「最後の坂の前くらいまではいいペースでしたが…」と苦笑い。2月、京都マラソンで出した3時間24分42秒の自己ベストに届かなかったためだ。月200キロ走って備えただけに「最近、走ったら雨、雨で雨男だなと思っていた。みなさん大きな声で応援してもらって勇気づけられた」と手応えもにじませていた。

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