特撮監督の矢島信男さん死去 91歳 「人造人間キカイダー」「魔界転生」など

[ 2019年11月29日 17:00 ]

1994年の映画「仮面ライダーJ」の製作発表に出席した特撮監督の矢島信男さん(中央)。右は漫画家の石ノ森章太郎さん
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 「人造人間キカイダー」「魔界転生」など、さまざまな名作を手掛けた特撮監督の巨匠・矢島信男(やじま・のぶお)さんが28日、死去した。91歳。埼玉県出身。29日、日本アカデミー賞協会が発表した。

 「特技監督の矢島信男さんが11月28日に逝去されました。長年にわたり映画・テレビにおける特撮技術の基礎を築かれ、日本アカデミー賞では第34回に『協会特別賞』を受賞されています。謹んでご冥福をお祈りいたします」

 矢島さんは1949年、松竹入社。元東宝特撮カメラマンの川上景司氏に師事。「君の名は」「修禅寺物語」などで特撮カメラマンを担当。59年、東映に移籍。60年代にはテレビの特撮作品を数多く手掛け、東映特撮の基礎を築いた。

 65年、日本一の特撮プロフェッショナル集団「特撮研究所」を設立。70年代には「人造人間キカイダー」などのヒット作を生んだ。ほかに「ジャイアントロボ」「秘密戦隊ゴレンジャー」「宇宙刑事ギャバン」など。深作欣二監督の「宇宙からのメッセージ」「魔界転生」「里見八犬伝」なども担当した。

 長年にわたって映画・テレビにおける特撮技術の基礎を築き、2011年、第34回日本アカデミー賞協会特別賞を受賞。06年には第4回文化庁映画賞・映画功労表彰を受賞した。

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