令和の「紅白」 若者狙い“サブスク選考”初導入

[ 2019年11月15日 06:00 ]

「第70回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表 ( 2019年11月14日 )

<第70回NHK紅白歌合戦出場歌手発表記者会見>紅白に初出場する日向坂46、LiSA、Foorin、Official髭男dism、Kis-My-Ft2、GENERATIONS(撮影・小海途 良幹)
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 令和初の紅白。NHKは出場歌手の選考に新たな選考方法を導入した。定額聴き放題サービス「サブスク(サブスクリプション)」の人気曲を独自に調査し、初めて判断材料とした。今年、サブスクで最も聴かれたのはOfficial髭男dism。各種チャートでは常に4、5曲がトップ10入り。髭男と同様に初出場となった菅田将暉もKing GnuもLiSAも上位の常連だ。

 利用者は主に10、20代。紅白にとって重視したい世代と重なる。受信料の将来の担い手として局内では若者の視聴者掘り起こしが課題。紅白をきっかけにNHKに親しんでもらいたいという狙いがある。

 昨年、サブスクで最も人気だったのが、あいみょん。初選出された紅白では前半戦の出場ながら視聴率を40%目前まで押し上げ、歌唱した「マリーゴールド」は紅白発のヒット曲となった。また、昨年初出場した米津玄師はサブスク配信をしていないが、10、20代に支持が高い。中継で歌った「Lemon」は紅白後、幅広い世代に広まり、番組の存在価値を改めて示した。

 出場歌手の人選は、テレビの中心視聴者層の中高年にも喜ばれ、テレビを見ない世代とされる若者層を振り向かせることが課題。若い世代のヒット曲が紅白を経て流行歌まで高まればサブスク選考が令和の選考法として定着する。(飯尾 史彦)

 ▽サブスクリプション 一定の期間、複数の商品やサービスを決まった金額で使えるシステム。元々は雑誌などの「定期購読」の意味。購入するにはスマートフォンで「アップルミュージック」や「LINEミュージック」などのアプリをダウンロードしプランを選んで月額制で契約。アプリ内の配信曲は1カ月で何曲でも聴くことができる。スマートフォンの普及で15年ごろから広がり始めた。

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