泉ピン子らに秋の叙勲 テレビ一筋50年「間違いじゃなかった」

[ 2019年11月3日 05:30 ]

旭日小綬章受章を受け、喜びを語る泉ピン子
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 政府は3日付で19年秋の叙勲受章者を発表した。旭日小綬章は女優泉ピン子(本名・武本小夜、72)、歌手の水前寺清子(本名・林田民子、74)、由紀さおり(本名・安田章子、72)ら。谷垣禎一元財務相(74)は旭日大綬章の受章が決定。今回最高位の桐花大綬章に伊達忠一前参院議長(80)。受章者は桐花大綬章1人、旭日章1005人、瑞宝章3107人で計4113人だった。

 ピン子は受章の知らせを受けた時を「縁がないものだと思っていましたので“誰が?”と聞いてしまいました。主人に報告した時の反応も“誰が?”でした」と苦笑交じりに振り返った。

 歌謡漫談家でデビューし、注目されたのは75年の日本テレビ系「ウィークエンダー」のリポーター。83年、NHK朝のテレビ小説「おしん」が女優としての転換点となった。その「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」などの脚本家橋田寿賀子さん(94)に感謝し「下ネタから始まりましたけれど、テレビだけで五十何年。国からご褒美を頂けて、その道一筋でやってきたことは間違いじゃなかった」と喜びをかみしめた。

 台風19号では熱海の自宅が10日ほど断水。「頑張ってとは言いにくいけれど、お力を落とさずに、お体をいたわりください」と被災地への気遣いも見せた。

 ≪由紀さおり 使命感を新たに≫由紀は旭日小綬章受章に唱歌「故郷」を一節歌うと、報道陣に「この歌で想像する世界は人それぞれ違う。それが素敵なこと。先人が残した歌を皆さんに1、2曲は覚えて歌っていただけたら」と語った。旭日小綬章の知らせに、次世代へ歌を伝える使命感を新たにした。
 1969年に「夜明けのスキャット」でデビュー。「手紙」「恋文」などがヒットし、姉の安田祥子(78)とともに、日本の童謡や唱歌を歌い広めてきた。新曲「あなたにとって」や一人芝居などに挑み「受章で、頑張りなさいと背中を押していただいた。これからが試されます」と前を見据えた。

 ≪水前寺清子 節目受章に感激≫水前寺の代表曲「三百六十五歩のマーチ」は、故郷の熊本で2016年の地震の後、復興へ歩む人々に愛唱された。デビュー55周年に旭日小綬章と決まり「こんなに幸せな歌手はいない」と涙声だ。人生を励ます同曲は100万枚以上売れ、NHK紅白歌合戦は22回連続で出場した。19歳でデビュー。小さな歩みを重ねて大きな栄誉へ。「嫌なことや大変なことがあっても、一日一歩ずつ進む先にしか幸せはありません」と語った。

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