チュート徳井 対応苦悩NHK「いだてん」撮り直し「不可能」

[ 2019年10月28日 05:30 ]

「いだてん」に出演予定だった徳井義実
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 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)が約1億2000万円の申告漏れで活動自粛に追い込まれた問題で、3本のレギュラー番組を抱えるNHKが、思わぬ苦境に立たされた。

 最大の問題は大河ドラマの「いだてん」(日曜後8・00)をどうするか。徳井は東洋の魔女と呼ばれた女子バレーボール日本代表の大松博文監督役で11月3日放送分から出演予定。麻薬取締法違反罪で有罪判決を受けたピエール瀧(52)の逮捕時は代役を立てて撮り直したが、今回は少々事情が違う。局関係者は「撮り直しは事実上不可能だ」と明かした。

 すでにクランクアップしているため、セットを解体するなど、片付けを行っており、同じシーンの撮影が容易にはできない。また、共演者はすでに他の仕事に入っているため、スケジュールの調整も難しいという。

 NHKは一度は予定通り放送する方針を決めたものの、状況の変化に応じて協議を重ねてきた。27日放送の次週予告では徳井の顔がはっきりと映ることはなかったが、バレーボールの練習の場面で「死んでも立て」と発破をかける声が流れた。

 25日夜にTBSが26日分の「人生最高レストラン」(土曜後11・30)の放送休止を発表。フジテレビは26日に出演場面を極力減らす編集を決めた。NHK関係者は「民放が対応しているのにNHKは対応しないのかという批判が出かねない。その辺りを考慮しながら、カットできるシーンはすることになるのでは。だが、声はそのままになる可能性がある」と語った。

 ピエール瀧―徳井と続いた“「いだてん」の悪夢”にNHK関係者のため息は深い。

 【徳井問題の経過】
 ▼10月23日 節税対策として09年に設立した個人会社「チューリップ」の16~18年分約1億円の申告漏れと12~15年分で旅費などの経費として計上した約2000万円が国税局に認められず、所得隠しと判断されていたことが報じられる
 ▼同深夜 緊急会見を行い、18年12月に納税、修正申告を済ませ、追徴課税約3700万円を支払ったことを報告
 ▼24日 所得申告をしていなかった16年以前にも国税局から複数回申告漏れを指摘されていたことが発覚
 ▼26日 活動自粛を発表。09年の「チューリップ」設立以来、一度も法人税の申告期限内に申告しておらず、法人に義務づけられている社会保険にも加入していないこと、16年5月ごろに銀行口座を差し押さえられたことが明らかに。徳井自身も個人事業主としての所得税が無申告だったことも判明

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