キンコン西野、吉本のエージェント契約は「新人が生まれなくなる」

[ 2019年10月20日 10:10 ]

「キングコング」の西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(39)が20日、フジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。所属する吉本興業との「専属エージェント契約」について言及した。

 同契約は、吉本が仕事獲得の窓口だけを担当し、マネジメントはタレントが自身の責任の下で行うもの。闇営業騒動を受け、極楽とんぼの加藤浩次(50)が吉本に提言し、新たに導入された。

 西野がまず口にしたのは、若手芸人の成長の場となっている「ルミネtheよしもと」など、お笑いの劇場の運営について。「運営しようと思ったら、家賃とかでめちゃくちゃお金がかかる」とし「だから劇場運営は基本赤字」とコメント。それでも、運営が出来る理由として、「売れている先輩の売り上げの一部が、赤字の補填にされているから」と説明。「つまり、ダウンタウンさんの売り上げの一部のおかげで若手が生まれている」と語った。

 その上で「売れている人がエージェント契約をしてしまうと“俺の取り分は俺が全部もらう”っていう風になるから、劇場が回らなくなる」と推測。人気芸人を輩出した「心斎橋筋2丁目劇場」にも触れ「2丁目劇場の前の先輩らの売り上げで回ってて、それでダウンタウンっていう新人コンビが生まれたから」とし「結局誰が一番困るかというと、後輩。新人が生まれなくなるから」と分析していた。

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