松岡昌宏 初のテレ東連ドラ主演に「新しい引き出し」“あの世”で「何やってもいい」

[ 2019年10月10日 10:59 ]

テレビ東京連続ドラマ「死役所」記者会見に出席した(左から)黒島結菜、清原翔、TOKIOの松岡昌宏、松本まりか、でんでん
Photo By スポニチ

 TOKIOの松岡昌宏(42)が10日、都内で行われた主演する、テレビ東京連続ドラマ「死役所」(16日スタート、水曜深夜0・12)の記者会見に出席した。

 新ドラマ枠「ドラマホリック!」の第1弾で、同名漫画が原作で、死んだ人が最初にたどり着く“あの世の市役所”の「死役所」で生前について語る人々を描くドラマ。松岡は死役所の職員・シ村役で、次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」と言い放つ、闇の深い人物を演じる。松岡は同局ドラマ初主演で、これで民放全局の連ドラの主演を制覇することになる。同局のドラマは2015年の「大江戸捜査網2015~隠密同心、悪を斬る!」以来となる。

 松岡は「今まで水曜日のこの枠がこれまでバラエティーだったと聞いて、ドラマの枠にしようというお聞きして第1弾という話をいただきました。『死役所』というとても人気のある、漫画の主人公をやってほしいということで、漫画版を全部拝見しまして、ちょっとこれをテレビでいったい表現できるのかなという不安というか、と当時にもしこれを再現するのであれば、一視聴者でも見たいと思わせる題材でぜひ参加させていただきたいと今回やらせていただきました。いい作品に仕上がったらいいなと。シンプルにめちゃめちゃ面白いと思います」とPR。血の通ってないシ村という役どころについては「新しい引き出しであることは間違いない」と自信を示しつつ、「死後の世界の話なので、血は通ってないんですよね。そういったやったことがないものだからいろいろと手探りでやりつつ、やったことないから何やってもいいだろうと、その辺は楽しくやっています」と笑顔を見せた。

 同局の連ドラは初主演となるが、生まれ変わったら何になりたい?と聞かれ「テレビ東京のプロデューサーに生まれ変わりたい。自由でいいなと、社風ですよ。いいな、ラフで」と笑った松岡。主人公の決めゼリフにかけて、仏様だと思った人は?との質問には、「この間、お仕事で瀬戸内寂聴さんにお会いして、仏様みたいだなと。うちのジャニーさんは仏様になっちゃいましたけど…すみません、ここは笑うところなんですけど」と笑わせつつ、「この世界って大先輩の方って仏様みたいな人は多いと思いますよ」。死ぬかと思ったエピソードについては「このドラマの初日ですかね。このスケジュールでやるかと思ったら死ぬかと思いました」と話した。

 冷徹なニシ川を演じる松本まりか(35)が「絶対に笑ってはいけない役なので、きょうもなるべく笑顔が出ないように、笑顔の写真が撮られないように気を付けたい」と意気込みを語るも、思わず笑ってしまうと、松岡が「いいんじゃない?そこまで望んでないし、大丈夫でしょ」とすかさずフォロー。そんな松岡に松本は「仏様だと思います」と感激しつつ、「(現場での)松岡さんは監督だなと。すべてが見えてらっしゃる。仕切りがすごくて、第2の監督だなと」と座長に全幅の信頼を寄せた。

 会見には、黒島結菜(22)清原翔(26)でんでん(69)も参加した。 

続きを表示

2019年10月10日のニュース