出川哲朗 リアクション芸人への転機となった松本人志の一言

[ 2019年10月6日 14:01 ]

出川哲朗
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 お笑いタレントの出川哲朗(55)が4日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(金曜後8・57)に出演。リアクション芸人として歩むきっかけとなった、先輩大物芸人の一言について明かした。

 役者になることを目指し、高校卒業後に「横浜放送映画専門学院」に入学。卒業後、アルバイトをしながらエキストラ生活を続ける中、87年に「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)南原清隆(54)ら同期7人で「劇団SHA・LA・LA」と旗揚げした。

 そんな中、内村と南原が若手のお笑いタレントやミュージシャンの登竜門とされた深夜番組「冗談画報」(フジテレビ)に出演。ネタが好評だったことから、2人はもちろん、劇団も脚光を浴びるようになり、出川もテレビ番組に出演するようになった。

 「失礼な考えなんですけど、当時は自分がバラエティ番組に出て有名になれば役者としての仕事が来るんじゃないかと思っていた」と、バラエティー出演が、演技の道を進むための手段であると思っていたと告白。しかし、「ウッチャンナンチャン」と「ダウンタウン」による特番に出演したことが進む道を変えるきっかけになったという。

 その特番では、罰ゲームとしてジェットコースターを乗ることに。嫌いなアトラクションで、その怖がる様子がスタジオで大ウケしたのだが「怖いから怖がっているだけなのに、なんでこんなに盛り上がっているのだろう」と不思議に思ったという。

 そして迎えた番組エンディング。爆笑していた松本人志(56)がウンナンの2人に「ちょっと今度、この子貸してや」。出川は「その瞬間、こんなに面白い人が僕を必要してくれているって。あれ?僕にできることってこういうことなのかなと思ったのがリアクション芸人の始まり」と振り返った。

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2019年10月6日のニュース