仲邑菫初段、男性棋士に公式戦2連勝 内容は「まあまあ」

[ 2019年10月4日 05:30 ]

山本賢太郎五段に232手で勝利した仲邑菫初段
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 囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(10)が3日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第76期本因坊戦予選Cで、山本賢太郎五段(38)に232手で白番中押し勝ちした。

 山本は仲邑がプロデビュー戦で黒星を喫した大森らん初段(17)の師匠。内容を問う質問に「まあまあ」とした仲邑は、勝利を確信した局面について「最後」とはにかみながら応じた。一方、山本は「この碁に関してはチャンスを与えてもらえなかった」と悔しさをにじませた。

 仲邑の公式戦勝敗は5勝3敗、男性棋士相手に2連勝。本因坊戦は囲碁の3大棋戦の一つ。仲邑が3大棋戦の予選を打つのは初めて。

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2019年10月4日のニュース