日テレ社長　イッテQ祭り企画再開時期に言及「タイミングと内容が合致した時」

日本テレビ社屋
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　日本テレビの小杉善信社長は30日の定例会見で、バラエティー「世界の果てまでイッテQ！」（日曜後8・00）が存在しない祭りをでっち上げたとされる問題に関連して、祭り企画の再開を重ねて約束した。

　再開時期については、前言に触れ「以前は『自信を持って放送できる状況になったら』と言いました。『自信をもって』とはタイミングと内容、この2つが合致した時に再開するとお約束します」と述べた。

　放送倫理・番組向上機構（BPO）の放送倫理検証委員会への3カ月報告が近づく中、現状については「番組の制作の内容は変わっていないと思います」としながらも、変化してきたことについて「やはり過程ですね」と報告。「（世界の祭りを紹介してくれる現地）コーディネーターの情報だけで動くのではなくて、しっかり、2点チェック、3点チェックという形で情報を吟味して制作過程は前よりも何重もチェックする」と再発防止に取り組んでいることを強調した。

　祭り企画を巡っては、7月に放送倫理・番組向上機構（BPO）の放送倫理検証委員会が「放送倫理違反があったと言わざるを得ない」と判断。日テレ側は企画再開へ「BPOの委員をお呼びして、クリエイターたちとの直接の会話も予定しております」などと準備を進めている。