前田敦子「10年前の頑張りのおかげで、今、すごく元気」映画でシングルマザー役に挑戦 

[ 2019年9月20日 22:12 ]

映画「葬式の名人」初日舞台挨拶で撮影秘話を語る前田敦子(左)と高良健吾(撮影・信永 真知子)
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 映画「葬式の名人」が20日、全国公開初日を迎え、主演の前田敦子(28)と共演した高良健吾(31)らが都内で舞台挨拶を行った。

 映画は、前田扮するシングルマザー、雪子のもとに届いた同級生の訃報から始まる。亡き友人を悼むために10年ぶりに集まった同窓生らが体験するファンタジーで、作家・川端康成の作品群がモチーフとなっている。

 映画にちなんで「10年前は何をしていたか」と聞かれた前田が「マネージャーが事務所で(10年前の)スケジュールを出してきてくれた」と打ち明けると登壇者全員「へぇー」と、前田に注目。「3日間かけて地方を6カ所まわり、4日後にはニューヨーク、その2週間後にはハワイ。頑張っていたんだなって。その時の頑張りのおかげで、今、すごく元気。でも『今だったらもっと楽しめるよ』とも言えるかも」という前田に「うらやましい~」と声を上げていた。
 
 同級生役で前田と共演した高良は、10年前の自分について「役者仲間で1カ月合宿した。酒を飲んだり、毎日夢を話したり」と振り返った。さらに高良が「(役者を)辞めていく人が多かったから(自分が)残っている。まだ演じていることに『大丈夫』と感じる」と話すと、共演者一同、笑顔でうなずいていた。

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