古田四段、菫初段に無念の敗戦「ミスばかり」「いろんな意味でしんどかった」

[ 2019年9月17日 05:30 ]

「第59期十段戦」予選C ( 2019年9月16日    大阪市・日本棋院関西総本部 )

囲碁の第59期十段戦予選で仲邑菫初段(左)と対局した古田直義四段
Photo By 共同

 立ち会いの後藤俊午九段(52)が「古田さんが中盤以降、うまく打ち続けていて良かったが、優勢になると得てして緩んだり、甘くなるもの。菫ちゃんは苦しい中、粘り強く打ち進んだ」と総評した対局。つかみかけていた勝利を逃した古田は「後半がミスばかりだったんで、どうしようもないです」とうなだれた。

 対局場に詰めかけた20社40人の報道陣。「盤上以外でもいろんな意味でしんどかった」と、慣れない環境での注目の一戦に、戸惑いを隠さなかった。

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2019年9月17日のニュース