林真理子さんエッセー連載「ギネス」申請へ 1983年から通算1615回

[ 2019年8月28日 18:58 ]

作家の林真理子さん
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 文芸春秋は28日、同社の「週刊文春」で36年前から続く作家林真理子さん(65)のエッセー連載が、29日発売号で通算1615回に達すると発表した。同社によるとギネス世界記録を塗り替え、週刊誌のエッセー連載としては最多になるとみられている。

 林さんは「依頼をいただいたのは、私が29歳のときでした。今回、1615回を迎えられたのも、読者の皆さん、そして『週刊文春』の悪口を書いても、寛大に受け止めてくださった編集長のおかげです。作家と名乗っていい作品を残したい、認められたいと身悶えした36年間の日常を綴ってきたのが、このエッセイでした。これからも、もうちょっと長生きして、連載を続けていきたい」とコメントした。

 文芸春秋は近くギネス世界記録に認定申請する予定。

 連載は1983年8月4日に「今宵ひとりよがり」と題してスタート。以来、休止期間を挟みタイトルを変えながら、現在は「夜ふけのなわとび」が継続中。これまでは、作家の山口瞳さんが64年から95年の死去直前まで「週刊新潮」で執筆した「男性自身」の計1614回が最多とみられるという。

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