漫画家の園田小波さん 乳がんで死去 りぼんで15年間「チョコミミ」を連載

[ 2019年8月19日 19:37 ]

 漫画家の園田小波さんが8月4日に乳がんのため死去したことが分かった。兵庫県出身、42歳だった。

 2004年から「チョコミミ」を連載をしていた「りぼん」(集英社)の公式サイトで発表されたもの。また、園田さんの公式ツイッターでも「りぼん公式ホームページにて発表がありました通り、8月4日園田小波が永眠したことをお伝えします。りぼんで『チョコミミ』を15年に渡り連載させて頂きました。完結させることが出来なかったのは残念ですが、皆様これまで『チョコミミ』及び園田小波を応援して頂きありがとうございました」と報告している。

 園田さんは1995年に「ハイテンション・アワー」でデビュー。2003年から連載の「チョコミミ」は、07年にテレビ東京系で寺本來可、増山加弥乃らが出演しドラマ化された。

【りぼん公式サイト 園田小波先生 ご逝去の報】

令和元年8月4日、
園田小波先生が乳がんのために逝去されました。

園田先生がりぼんで『チョコミミ』の連載を開始されたのは、平成16年4月号のことです。

友情に恋におしゃれに、女の子の好きなものを詰め込んだ唯一無二のギャグ&ショートとして一躍人気になった『チョコミミ』は、その後、TVドラマにもなり、約15年ものあいだ、たくさんの人に愛されるロングヒット作品となりました。

しっかり者のチョコとマイペースなミミと、その愛すべき仲間たちは、これからもずっとずっと私たちに笑いと幸せを届け続けてくれることでしょう。

『チョコミミ』は永遠にりぼんの宝物です。

最後までりぼん読者のために描き続けてくださったことに、感謝と尊敬の念を抱きつつ、これからも私たちは、先生が築いたかけがえのない世界を大切に守っていきます。

園田先生、本当にありがとうございました。心よりお悔やみを申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。

令和元年8月19日
りぼん編集部一同

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