映画「JKエレジー」初主演の希代彩 オファー殺到中 演技に“きたい”

[ 2019年8月15日 05:30 ]

初めての演技ながら初主演した映画「JKエレジー」が今月9日に公開される希代彩。
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 海外映画祭で演技賞を受賞した無名女優の希代彩(きたい・あや、22)に、出演オファーが舞い込んでいる。

 公開中の映画「JKエレジー」(監督松上元太)で初主演。貧乏な家庭に生まれ、うっ屈した日々を打破しようと懸命に生きる女子高生を演じた。撮影は2年前で演技初挑戦だったが、今年1月に米国で開かれたインディーズ映画の祭典「第25回スラムダンス映画祭」で優秀演技賞を受賞。「演技の拙さは目につくけど“女優です”ということに抵抗がなくなった」と笑顔を見せた。

 「写真を撮られることが好き」という理由で、大学時代の16年にアイドルオーディション「ミスiD」に応募。これをきっかけに芸能事務所入りした。

 今作では強い心を持つ女子高生を演じたが「私はメンタルが弱い」と笑う正直者。今後はドラマや舞台の出演が続々と決まっており「自分が誇れる仕事ができたら。希代彩という自分なりのブランド力を身に付けたい」と意気込んでいる。

 ◇希代 彩(きたい・あや)1996年(平8)12月11日生まれ、東京都出身の22歳。昨年公開の映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」などに出演。雑誌のモデルやミュージックビデオでも活躍。特技はトランペットなどの金管楽器。1メートル55。

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