松本人志の「誰も辞めさせたくない」に芸人も一枚岩

[ 2019年8月12日 11:00 ]

「ダウンタウン」松本人志
Photo By スポニチ

 【覆面座談会】酷暑も吹き飛ぶような超ビッグニュースが入ってきました。小泉進次郎衆院議員(38)とフリーアナウンサー滝川クリステル(41)が電撃婚!令和最大の衝撃に列島が沸きました。2カ月近く続いている吉本興業の闇営業問題にも大きな動きがありました。いつもの覆面メンバーがその裏側に迫ります。

 スポニチ本紙デスク 宮迫のウソで始まった闇営業騒動が吉本興業の体制批判にまで広がっていった。所属芸人から契約書やギャラの配分の問題を指摘する声が相次いだね。

 ワイドショーデスク 岡本昭彦社長の5時間半にわたる謝罪会見はのらりくらりの回答に終始。“グダグダ会見”と酷評する声も多かったよね。

 リポーター 周囲に話を聞くと、吉本として言えることと言えないことがいろいろあったみたいだ。岡本氏は社長就任早々に問題が勃発。サンドバッグ状態で5時間超えとは…ギネス級だよ。

 週刊誌記者 闇営業問題は社内でもアレルギーがあった。最初に報道された時点で数百人のスタッフが全国のスポンサーなどに謝罪に出向いた。その後にウソが発覚。「本当に迷惑をかけてしまった。やり切れない」とこぼす社員も多かった。宮迫らも復帰に向け、そこはしっかり受け止めるべきだ。

 ワイドデスク 宮迫とロンブー亮の涙の告発会見で世間の流れが吉本批判に変わった。吉本側も途中までは「2人とも引退はさせない。会見をさせる」という方向だったのに、双方が弁護士を立てたことで関係がこじれた。

 リポーター OBの島田紳助さんも言ってたけど「親子げんかに弁護士を立てたらアカン」とは、その通りだね。互いの主張だけが先行すれば落としどころがなくなる。そういえば紳助さんをスポニチが直撃してたよね。

 本紙デスク 暴力団との交際で11年に引退して以来、8年ぶりにスポーツ紙に応えた。同期で盟友の明石家さんまに引退以来初めて電話したと話していた。それも古巣を救いたいという思いからだ。松本人志が芸人と会社をつなぐために動いたのが大きい。「誰も辞めさせたくない」との気持ちに芸人も一枚岩になった。

 ワイドデスク 11人の謹慎芸人の処分も19日に処分解除となる。早期復帰についてはロンブーの淳ら含め、周囲の芸人が本当に望んでいたことだから良かったよ。

 週刊誌記者 淳が5キロのミニ米俵を差し入れしたり、次長課長の河本や品川庄司の庄司ら多くの先輩がサポートしてきた。謹慎芸人の中には、哲学書を読んだり今後のネタに生かそうと取り組んでる人もいる。アルバイトを始めたり皆生きるのに必死だ。

 リポーター 吉本も日本初の「専属エージェント契約」を導入。これはマネジャーやスタッフを個人で雇わないといけないからかなりコストがかかりそう。会社としては契約の見直しやコンプライアンス強化を推し進め変わろうとしている。そろそろ落ち着きそうだし、年末には、今回の騒動をネタにした恒例の「絶対に笑ってはいけない吉本興業24時!」をやってほしいね。

続きを表示

この記事のフォト

2019年8月12日のニュース