稲垣吾郎 ジャニーさんへ感謝 お別れの会は「出たいという気持ちはある」も「分からない」

[ 2019年7月29日 19:52 ]

稲垣吾郎
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 俳優の稲垣吾郎(45)が29日、都内で行われた主演ミュージカル「君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~」公演前トークイベントに出席。9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)への思いをあらためて語った。

 イベント後の囲み取材でジャニーさんについて聞かれた稲垣は「本当に僕らを生みの親ですし、ジャニーさんがいなかったらここに僕も立っていない。やっぱり一番望場出ていることはエンタテイメントで数多くの方々に感動を届けること。僕らの使命、ジャニーさんも願っていると思うので、そうやって応えていくことができたら。ゆっくり天国で休んでほしい。ずっと見守っていてほしいですね」とあらためてジャニーさんに感謝した。

 一番の思い出は「僕はグループの中で一番怒られた」と笑顔。「怒っていただいたことで、すごく成長できた。怒りやすかったのかな。一緒にいる時間も多かったので、一番怒られたことが思い出ですね。全部教えてくれたのがジャニーさんなので、それは大切にしたいもの」と話した。

 お別れの会については「そうですね、僕らも立場がありますから。出たいという気持ちはもちろんありますけど、そう思うことが大切だと思う。心が通じることが大切だと思う。近くにはいたいと思いましたけど、気持ちのほうが大切だと思う。僕の気持ちも届いていると思う。今後のことはわからない」と出席を明言することはなかった。

 稲垣は19日に、元SMAPで現在「新しい地図」としてともに活動する、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)との連名で所属事務所を通じて「先週、ジャニーさんの家族葬が執り行なわれたと伺っております。僕らは、僕らのそれぞれの想(おも)いを込めて、今、自分達のいる場所からお別れをさせていただきました。どんな時でも背中を押してくれたジャニーさん、ありがとうございました」とコメントを発表している。

 同作は海沿いの飲食店で出会った1人の男と3人の女の恋の物語で、昨年夏に京都で上演されたミュージカルのリニューアル公演。昨年亡くなった音楽担当の佐山雅弘氏(享年64)への追悼の意を表し、東京公演を展開する。この日は、演出家の鈴木聡氏(60)のほか、共演の元宝塚歌劇団の安寿ミラ(59)と中島亜梨沙(36)、劇団四季出身の北村岳子(59)とともに参加した。

 稲垣は「佐山さん無くしてこのシリーズはなかった。僕はミュージカルは初めてで、歌って、踊って、演技してはやってきたけど、ミュージカルはやったことがなかった。音のオートクチュールだなと、僕にぴったりなものを提供してくれた」と佐山氏に感謝。女性3人との共演となるが「贅沢です。男してこんな幸せなことはありません。思う存分にたらしたい」とニヤリ。「昨年見た方にもバージョンアップというか、リニューアルしたものを見ていただきたい。真夏の夜に見に来てくださった方と輝く夜を過ごせたら」と公演への期待をあおった。8月30日に、東京・日本青年館ホールで開幕する。 

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