長嶋一茂 国の事業に参加する吉本興業に「撤退すべきだと思う」

[ 2019年7月29日 07:59 ]

長嶋一茂
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 タレントの長嶋一茂(53)が29日放送のTBS「あさチャン!」(月~金曜前5・25)に生出演。詐欺グループへの闇営業問題から発展した吉本興業の一連の騒動に言及した。

 一茂は、吉本興業が関係する事業に、官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が最大100億円の資金を拠出していることについて「今の吉本興業さんの現状、現況を見てると、所属のタレントさんと対立している部分だとか、考え方の違いだとか、吉本興業さんのガバナンスを含めて整理されてないところがある。こっち側(クールジャパン機構)は行政機関で、税金で賄っているわけですから、ここは撤退すべきだと思いますね」と話した。

 そして、「内部の方の礎をちゃんと盤石にして企業の理念や経営の方向性みたいなものを、(所属芸人が)6000人いるわけですから、みんなで1回統一して吉本興業さんがよくなってからこの事業をもう1回するのは構いませんけれども、今現在でこれをやるのかやらないのかっていうと、僕はやらない方がいいと思います」と強調した。

 また、一般企業と俗世間から離れたタレントの事務所というところでブレてるとし、「一般企業であれば、普通は岡本社長の会見っていうのは辞任っていうレベル。所属のタレントさんが不祥事起こして自分も責任をとる。ただなぜか年俸が50%カットされるってだけでとどまっている」と首を傾げた。さらに「記者からの質問を含めて5時間半くらいかけているっていうのは、これは所属のタレントの人たちが不信感抱くのは当たり前のことだし、すごくまだ揺れ動いている中、じゃあ税金を投入したものと一緒に業務提携してやっていくのはいかがなものかって。これは国民が絶対に思う。国民は税金を払っているわけですから」と持論を展開した。

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