笑い飯・哲夫「まず社員さんの給料上げたって」 芸人の待遇改善より「そっちが大事」

[ 2019年7月25日 17:34 ]

テレビ大阪の「なにわ淀川花火大会生中継2019」の発表会見に臨んだ笑い飯・哲夫
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 漫才コンビ「笑い飯」の哲夫(44)は25日、吉本興業から発表された「経営アドバイザリー委員会」について大阪市内で持論を述べ、芸人より「まず、社員さんの給料を上げたって」と吉本社員の待遇改善を訴えた。

 吉本興業には労働組合が存在し、一般社員によれば「給料も一般企業並みか、ちょっといいぐらい」という。労働時間も以前より短縮され、また、深夜の会議などは開催されなくなり“ブラック企業”からの脱却は進みつつある。だが、芸人担当マネジャーらは休みがあってないようなもの。ハードな職場であることは間違いない。「社員さんが上(上司)に話せるようにせんと。我々芸人についてくる社員さんがいい仕事ができるように。そうすれば芸人がいい仕事をさせてもらえる環境ができる。まずはそっちの方が大事な問題」と哲夫は語った。

 一連の“闇営業”騒動については「問題点が二転三転してる。もうちょっと問題点を分析して判断しないと」と闇営業、お家騒動を違った問題として扱うよう指摘。さらに「詐欺は絶対に許せない」と宮迫博之(49)らの謹慎の発端となった詐欺集団への怒りをあらわにした。自身が吉本入りする前に詐欺被害に遭ったそうで「詐欺の被害に遭った人には、お金はほとんど返ってこない。引っかかり損。そこが一番大事な論点なんです」と被害者の心中を慮った。

 この日は、哲夫自身のライフワークの1つである花火の仕事。8月10日にテレビ大阪で生中継される「なにわ淀川花火大会生中継2019」(8月10日後7・40)の発表会見。「大阪初披露の花火もあります。花火は肉眼で。そしてテレビの動く画面で観て」とアピールした。

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2019年7月25日のニュース