月亭方正、宮迫の会見に悲痛「胸を締め付けられた」「芸人の顔じゃなかった」

[ 2019年7月21日 15:29 ]

月亭方正
Photo By スポニチ

 落語家・月亭方正(51)が21日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)に出演、特殊詐欺グループとの間に闇営業を行った問題で“事実上の解雇”である契約解消処分となった雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が20日、都内で謝罪会見を開いたことについてコメントした。

 宮迫にとって先輩にあたる方正は、吉本興業の意思に反して2人が会見したことについて「(契約)解消ということがないと(会見を)できなかったんだと思う。会見を見た時にそれが出ていた」と言葉を選びながら口を開いた。

 さらに「グッと胸を締め付けられたのは、芸人の顔じゃなかった。声も僕の知っている宮迫じゃなかった。面白い芸人のものではなかったのが、たまらなかった」と厳しい表情で指摘。「あれを出したくなかったと思う。でも出さないと自分の意見が世間に伝わらないというところまで来ていた」と2人の心情を思いやった。

 方正自身、これまで様々な場所でこの問題について語ってきたが「それは復帰に向けてのコメントだった。(謹慎中の芸人)みんなの復帰に向けての。でもこうなってくると、何を言っていいかまったく分からない」と話す一方、「ただ、芸人だしお笑いが好きだということは分かっている。吉本を離れたとしても(お笑いは)できる。蛍原(徹)も雨上がり決死隊を続けると言っている。自分たちで会場を借りてお客さんにお金と足と時間を使っていただいて、見に来てもらえたら、そのギャラが自分たちのギャラになる。会社とかではなく、本当に芸をやりたいんだったらできるんだぞというところは、本人たちが分かっていると思う」と宮迫たちにエール。

 吉本興業については「僕たちはいろんなことが分かっていない。報道されていることを見聞きして、思っている。個人の意見だと、吉本興業を好きです。ワッと行って、グッと落ちる(一発屋)芸人もいるが、吉本興業は劇場の器があって、そういう芸人たちも食べさせる。情のある会社だと思う」と話すにとどめた。

続きを表示

2019年7月21日のニュース