野村真美「ヴェ~」と大絶叫 同期の“伝説のアイドル”と36年ぶりにドッキリ再会

[ 2019年7月19日 20:25 ]

女優の野村真美
Photo By スポニチ

 深田恭子らを輩出した「ホリプロスカウトキャラバン」のグランプリを獲得した伝説のアイドル(54)が19日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)で36年ぶりにテレビ出演し、芸能界引退後、介護ヘルパーに転身していたことを明かした。

 その伝説のアイドルとは、林紀恵さん。第5回(1980年)「ホリプロスカウトキャラバン」でグランプリを獲得し、翌年、「えとらんぜ」で歌手デビューした。「山口百恵2世」として期待を集め、当時、人気絶頂だった沖田浩之さんの相手役で連続ドラマに出演したほか、テレビCMにも登場した。

 ちなみに同キャラバンのグランプリ受賞者は深田恭子(第21回)のほか、榊原郁恵(第1回)、井森美幸(第9回)、石原さとみ(第27回)ら、いまも第一線で活躍している新旧トップアイドルがずらり。スタジオには林さんと同期で親しかった女優の野村真美(54)も出演した。

 林さんは83年に突如、芸能界を引退した。野村も林さんとは音信不通状態といい、「なんで辞めたのか知りたい」。

 番組では林さんの今を大追跡したところ、愛知県豊田市で暮らしていることを突き止めた。待ち合わせの喫茶店に現れた林さんの姿をVTRで見た野村は「変わってない!」と懐かしんだ。

 引退後、地元の北海道に戻った林さんはOLとして働き、結婚、出産、離婚を経験した。シングルマザーとして子育てと仕事に追われる日々の中で、突発性難聴やパニック障害を発症したこともあったが、最近は健康を取り戻しているという。

 現在の職場は豊田市内のデイサービスの介護施設。42歳のとき、「介護ヘルパー1級」の資格を取り、忙しい毎日を送っている。そして芸能界を引退した理由について、「タブーを犯していたから」と初めて真相を告白した。

 アイドルの恋愛禁止は今よりもっと厳しかった時代。ところが、林さんはスタッフのひとり、カメラアシスタントと恋に落ちた。人目を忍んでデートを繰り返したが、ついに「お前、何やってんだ」と事務所にバレてしまった。

 恋人と別れてアイドルを続ける選択肢もあったが、林さんは「自由に恋愛もできないの? わたしは芸能界の水に合わない。アイドルをやめたい」と決心、高卒と同時に引退したという。

 VTRで林さんが引退した理由などを語る姿を見ていた野村に、番組スタッフがドッキリを仕掛けた。旧友の元気な姿を見て安堵した野村の後ろから、そーっと林さんが近づき、肩をポンポン。後ろを振り返った野村は、突然の林さん登場に「ヴェ~、ヴェ~」と大絶叫。その後、36年ぶりの再会した2人は思い出話に花を咲かせた。

続きを表示

2019年7月19日のニュース