「なつぞら」草刈おんじが夕見子の恋人に左フック一閃!ネット反響「気分爽快」祖父に抱きつく孫娘に涙も

[ 2019年7月19日 08:15 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第95話。「抹殺」と口にした後、孫・夕見子の恋人・高山に左フックをお見舞いした泰樹(草刈正雄)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の第95話が19日に放送され、主人公の“祖父”泰樹(草刈正雄)が孫娘・夕見子(福地桃子)の恋人・高山(須藤蓮)に痛烈な左フックをお見舞い、インターネット上で反響を呼んだ。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 第95話は、憤慨した夕見子(福地)が恋人・高山(須藤)を連れて風車を訪れた。夕見子が東京にいることを十勝の家族に伝えてしまったなつ(広瀬)を責め、東京から離れると言い放つ。夕見子の言い分に対し、なつも思いをぶつける。やがて、それを聞いていた高山が夕見子やなつ、咲太郎(岡田将生)たちを前にして、衝撃の告白。夕見子と高山が言い合いをしていると、その様子を密かに見ている人物がいた…という展開。

 この人物こそが、夕見子を北海道に連れ戻そうと上京した泰樹(草刈)。高山の衝撃の告白とは「オレは本気でなかったよ。本気で駆け落ちがうまくいくなんて思っていなかったです」「無理なんだわ。オレが家を継がないなんて、できっこないんだ。夕見だって、そう思っているから、ここに来たんだべ。ウチの親にバレればいいと思ったんでないのか?おまえだって、本当はオレがデパートの跡取りだから好きになったんだべ」「だいたい、夕見はオレのことが好きでないべさ。いっつも計算高くて、偉そうで。オレに対する優しさなんて、一つも感じたことなかったからな」。夕見子をなじる高山に、なつは涙ながらに「今まで生きてきて、夕見のような素直な子に私は会ったことがない。夕見が計算高くて、偉そうだなんて、あんたは夕見のことを知らなさすぎる!あんたに夕見はやらない!絶対に渡さない!」と怒りが爆発した。

 「自由になって飯も作れん女と結婚したって、しようがねぇべ!」。捨て台詞を吐いた高山が風車を出ようとすると、待ち構えていたのが泰樹。「抹殺」――。高山に左フックをお見舞いし、泰樹をマネしたという「そのヒゲも剃れ」と一喝。「夕見子、迎えに来た。一緒に帰るべ」。抱きつく孫娘を受け止めた。

 SNS上には「朝ドラ名物、立ち聞き」「なつと夕見子、結婚しろ」「真田安房守、敵将討ち取ったり!」「じいちゃん、カッケー!」「じいちゃんの鉄拳制裁で一気に気分爽快になったので、やはり頼れるじじいは世界を救う」「多くを語らず、一言で一撃必殺。まさに真田昌幸…もとい泰樹じじ」「間髪置かず、お疲れ様でしたと鞄を差し出す亜矢美さんにも爆笑した」「なつが抱きついていた分、夕見子がようやく抱きつけた」「じぃちゃんが一言『帰るべ』。言葉はなくとも、ギュッと抱きつく夕見子。甘えられて良かったね。朝から涙です」「抹殺した後にパフェ食いたくなる爺ちゃん、振り幅w」などの書き込みが相次いだ。

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