コロチキのキングオブコント優勝後、想像絶する“フライングオファー”に華丸「デイトレみたい」

[ 2019年7月15日 19:52 ]

お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダル
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 お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)」が14日放送のテレビ東京系「博多華丸のもらい酒みなと旅2」(日曜深夜2・33)に出演。キングオブコント優勝時に起こった、驚きの現象について明かした。

 MCの博多華丸(49)が「あの時(キングオブコント)の決勝戦て誰だったけ?」と、コロチキ優勝時の状況を尋ねると、「ロッチさんが大コケした時です」と返すナダル(34)。すぐさま華丸が思い出すほど、衝撃的な大会だった。

 2015年の第8回大会、ファーストステージでロッチが「試着室」のネタで478点をたたき出し、トップで決勝進出を決めた。しかも審査員5人中4人が96点以上を出すという圧倒的なパフォーマンス。2位のコロチキとの差は10点と僅差だったが、“優勝はロッチに決まったか…そんな雰囲気さえ感じられた。

 第8回から第11回までのキングオブコントは、ファーストステージの得点を持ち越してファイナルステージとの合計点で競うシステム。ファースト時の得点上位5組がファイナルに進出し、下位の組からネタを披露していく。コロチキはファイナルのネタを終え合計933点。最終組のロッチを残し1位に付けていた。

 優勝を狙うロッチのネタは「ボクサー」。これはファーストステージで披露した「試着室」とは違い、ボケ役がいつもの中岡創一(41)ではなくコカドケンタロウ(40)が担当するスタイル。だが、ネタ選びが災いしたのか、ロッチはファイナルで大失速してしまい、合計907点の3位に沈んだ。この件はロッチにとって、大きなトラウマを残すほどの大事件になったという。

 ナダルいわく「流れ的にはロッチさんの流れ。2本目(ファイナル)で1位になれたんですけど、(本命の)ロッチさんが残ってるって感じだった」と、あきらめムードだったという。しかし「(ロッチさんのネタが)しばら~く、あんまウケてないのが続いて。それが“大裏切りするネタでもないぞ”ってなった瞬間、(自分たちの)マネジャーの電話が鳴りやまなくなった」という。

 これはいわゆる“優勝者バブル”というもので、優勝した直後に出演オファーが舞い込むという、よく見られる現象である。しかし、コロチキのケースは“優勝”という確たる結果が出る前にスケジュールを押さえようとする“フライングオファー”が発生。ロッチの“暴落”とコロチキの“高騰”が目に見えて分かる状況となり、華丸は「デイトレードみたい。今(コロチキ株)買えみたいな…」と、絶妙のたとえで笑いを誘っていた

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2019年7月15日のニュース