市川海老蔵、急性咽頭炎で休演 15日の歌舞伎座夜の部公演中止 16日以降の公演は未定

[ 2019年7月15日 15:55 ]

歌舞伎俳優の市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵が15日、予定していた歌舞伎座「七月大歌舞伎」夜の部「星合世十三團」を体調不良のため休演すると発表した。この日の夜の部公演は中止となる。

 歌舞伎座が「皆さまには大変なご迷惑をおかけいたしますこと、深くおわび申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と記し、今後については「なお、明日以降の出演、本日の公演のご入場券につきましては、決定次第、松竹ホームページにて、お知らせいたします」としている。

 発表後、海老蔵はブログを更新し「ここ数日、私の出来るありとあらゆる手段を講じて回復を試みましたが、、ダメでした。無念、制作側と医師と相談し本日の夜の部は急性咽頭炎のため休演とさせていただきます」とし、「歌舞伎俳優として苦渋の決断でございます。今日の公演に来ていただく予定だったみなさま本当に申し訳ありません。明日以降まだどうなるかわかりません。ひとまず本日お休みをいただき懸命に回復に努めたいと思います。本日観劇のご予定だったお客様本当に申し訳ございません。」とつづった。

 海老蔵は前日から体調不良であることをブログで記しており、前日23時の更新では「休演しないように色々やります」とつづっていた。この日の14時58分の更新では「よろしくお願いします。」というエントリーで、長男の堀越勸玄(かんげん)くん(6)との写真をアップしている。

 「七月大歌舞伎」は今月4日に初日を迎え、チケット完売の日が続出する人気公演。夜の部では海老蔵が自身最多の13役を早替りで演じ、昼の部「外郎売(ういろううり)」では、長男の勸玄くんが貴甘坊(きかんぼう)役に挑戦して注目を集めている。

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