薬丸裕英 目を潤ませ…ジャニーさんへの思い語った「感謝してもしきれない」

[ 2019年7月11日 15:21 ]

タレント・薬丸裕英
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 タレントの薬丸裕英(53)が11日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に生出演。解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血のため9日午後に都内の病院で死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)を悼んだ。

 元ジャニーズ事務所所属で「シブがき隊」のメンバーだった薬丸は、「一言でいうと、人生の恩人ですね。もし僕がジャニーさんと出会わなかったら、今どうなっていたんだろうって想像がつかない。14歳の頃に出会って、運命が変わりましたからね、僕は」と話した。

 ジャニーさんとの“運命の出会い”は、友人がジャニーズ事務所へ履歴書を送り、一人で行くのが不安だからと言われ付き添った時だという。その日は「ザ・ベストテン」の生放送の日で当時、ジャニーさんを知らない薬丸は「この方誰なんだろう」と思いながらもTBSを案内してもらったと振り返った。その帰り際、「YOUもレッスン受けてみない?」と言われ「“YOU”と“レッスン”って(言われても)意味が分からないけど『はい』って言っちゃった」。

 翌週からレッスンを受けることになったという薬丸。踊りのプロフェッショナルみたいなジュニアの面々を目の当たりにし、一時はレッスンに行かなくなったが、「一年後くらいの忘れた頃にジャニーさんから電話がきて『YOUと連絡とりたかったんだよ。電話帳なくしちゃってさ』」と、人伝いで聞いて連絡をくれたという。その後、近藤真彦(54)のバックで踊るCMのオーディションに合格。数カ月後には「2年B組仙八先生」のオーディションを経てドラマデビューとなった。

 「やっぱりジャニーさんが亡くなったっていうのを聞いた時には、こんなに涙が出るんだっていうくらい泣きました。それぐらい本当に悲しかったです」と、訃報を受けた時の心境を述べた薬丸。「ジャニーさんと出会わなかったら、本当に今の自分はないと思ってるんで、感謝してもしきれないですね」と、目を潤ませた。

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2019年7月11日のニュース