「イッテQ!」にBPO「倫理違反あった」 祭り企画は「番組のために用意したもの」

[ 2019年7月6日 05:30 ]

日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」について会見するBPOの放送倫理検証委員会
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 日本テレビのバラエティー「世界の果てまでイッテQ!」が存在しない祭りをでっち上げたとされる問題で、内容を審議してきた放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が5日、都内で会見し「放送倫理違反があった」とする意見書を発表した。

 タレント宮川大輔(45)が世界各国の祭りで行われる競技に挑戦する企画。昨年5月のラオスの橋祭りと、17年2月のタイのカリフラワー祭りに関して、昨年11月にでっち上げ疑惑が浮上し、審議対象となっていた。

 委員会は「2つの祭りは番組のために現地コーディネーターが用意したもの」と判断。番組側がその過程を把握していなかった点、ナレーションなどで、出演者が元々ある祭りに参加しているように視聴者を誘導した点で、「重いとは言えないものの放送倫理違反があったと言わざるを得ない」とした。

 一方、でっち上げとは判断せず。バラエティーは報道やドキュメンタリーと性質が異なるため「定義が難しい。お約束の演出については誰もやらせとは言わない」と説明した。

 日テレは「意見を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作に生かしてまいります」とコメント。休止中の祭り企画は再開させる方向で「自信を持ってお伝えできる体制が整い次第、再開したいと思っております」とした。

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