ピエール瀧被告 前事務所と負担額協議 CM降板、撮り直しなど影響大

[ 2019年6月19日 05:45 ]

ピエール瀧被告に懲役1年6月、執行猶予3年判決

ピエール瀧被告
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 名脇役として売れっ子だった瀧被告。公開を控えた映画やレギュラー番組などは10以上に及んでいた。各仕事先と賠償金額の協議を行っているのは仕事の窓口だった前所属事務所。今後、瀧被告と前所属事務所が双方の負担額について話し合いを行うとみられる。

 前代未聞の大河ドラマ出演中の逮捕。「いだてん」は降板となり、すでに代役が務めている。DVDや配信映像の販売へ向け、逮捕当時に放送済みだった1~10話も代役でさかのぼって撮影する方針だが、放送中でもあり、出演者のスケジュールがとれず、まだ具体的に動いていない。「撮り直しをすれば賠償金は1億円はかかるのでは」とみる関係者もいる。

 ディズニー映画「アナと雪の女王2」(今年11月公開)は日本語吹き替えが内定していたが逮捕で降板。発生する損害が注目されていたが、映画関係者は「まだ録音をしていなかったので交代しただけで、損害は出ていないと聞いている」と話す。

 当初、10億円にも上るとの見方も出ていたが「ここまではないだろう」と芸能関係者。それでも、CMの降板や映画の撮り直しなど影響は大きく、芸能史上最高額の5億円超えの可能性は残っている。

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2019年6月19日のニュース