月9「ラジハ」撮了 窪田正孝&本田翼がハグでねぎらい「最高のチーム!」

[ 2019年6月17日 12:00 ]

主演を務めた“月9”ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の撮影を終えた窪田正孝(上)。本田翼とハグ(下)、労をねぎらい合う(C)フジテレビ
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 俳優の窪田正孝(30)が“月9”ドラマ初主演を務めるフジテレビ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(月曜後9・00)が17日までにクランクアップした。窪田は主人公の幼なじみ役を演じた女優の本田翼(26)と抱き合って健闘を称え合い、お互いに労をねぎらった。

 青年誌「グランドジャンプ」(集英社)に連載されており、コミックス累計100万部に達している同名漫画(原作・横幕智裕、漫画・モリタイシ)を原作に、主人公の放射線技師・五十嵐唯織(窪田)らが患者の“視えない病”を見つけ出し、命を救う姿を描く。

 窪田は「“月曜夜9時”というのは、ドラマとして一番注目されている枠だと、身を持って感じました。それぐらい注目されている伝統あるドラマ枠なんだな、と改めて思いました」と実感。広瀬アリス(24)浜野謙太(37)山口紗弥加(39)遠藤憲一(57)和久井映見(48)らと共演し、ドラマ「29歳のクリスマス」「王様のレストラン」「ショムニ」や映画「マスカレード・ホテル」など数々のヒット作を生んだ同局・鈴木雅之監督が検事ドラマ「HERO」を彷彿させる集団劇の演出。「みんなでワチャワチャしながら撮影する中で楽しい瞬間がたくさんありました。『ラジエーションハウス』は最高のチームでした!皆さん、本当にお疲れ様でした!」と花束を手に笑みを浮かべた。

 主人公と幼なじみの放射線科医・甘春杏を演じた本田は「3カ月がアッという間に終わってしまいました。今回、スタッフさんやキャストの方々に温かい方が多く、現場に来るのがすごく楽しかったです。撮影も大変な中、皆さんがいつも明るくて、常に笑顔でいてくださったので、それに救われました。本当にありがとうございました!」と周囲に感謝した。

 最終回(第11話)は、唯織(窪田)は杏(本田)の父で甘春総合病院の前院長・正一(佐戸井けん太)が、うつ病ではなく別の病気ではないかと考える。全身の慢性的疲労感、起立性頭痛に苦しんでいる正一は発症前、自転車に追突され、その後、飛行機に乗っていた。ヒントになったのは裕乃(広瀬)が手伝っていた造影CTの際、チューブから造影剤が漏れたことだった。小野寺(遠藤)らの協力を得て唯織が行ったのはMRI検査と髄液漏れを調べるためにアイソトープを髄液内に投与して行う脳槽シンチ検査。その画像を見た唯織は、正一が低髄液圧症であることを確信。正一は追突事故で硬膜に穴が開き、飛行機に乗った際の気圧の変化と乱気流の振動によって低髄液圧症を発症したものと考えられた。髄液が減って脳が下垂したため、起立時に頭痛やめまいに襲われていたのだ。正一の病気が手術で治る可能性があると知り、杏は喜ぶ…という展開。

 17日、15分拡大で放送される。

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2019年6月17日のニュース