宮澤智アナ 池袋母子死亡事故の運転手に「本当に遺族の方の痛み、悲しみを感じ取れているのかな」

[ 2019年6月13日 16:54 ]

フジテレビの宮澤智アナウンサー
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 フジテレビの宮澤智アナウンサー(29)が13日、レギュラー出演している同局「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜後1・45)で、4月に東京・池袋で乗用車が暴走し、母子がはねられ死亡した事故で、警視庁が乗用車を運転していた旧通産省工業技術院の院長の男性(88)を立ち会わせ、現場で実況見分したことに言及した。

 事故後、元院長が立ち会うのは初めてで、警視庁は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で捜査している。番組では、実況見分の様子などをVTRで放送。元院長は両手にそれぞれ1本ずつつえを持って歩き、設置された献花台の近くで一礼するなどした。

 この日の元院長の様子に、宮澤アナは「本当に遺族の方の痛み、悲しみを感じ取れているのかなというのを少し感じてしまう」と指摘。その上で「パニックになってしまうというのは先日取材をしたので分かるんですけど、やっぱりアクセルが戻らないだとかブレーキが効かなくなってしまったではすまされないんで…どうしてこういうふうになってしまったのかとか、自分は運転してはいけなかったということをもう一度ちゃんと考えないと解決しないと思うんですよね」と話した。

 警視庁は証拠隠滅や逃亡の恐れがないと判断し、元院長を逮捕せず任意の捜査を続けている。インターネット上では、警察が、社会的地位のある人物に忖度(そんたく)しているという臆測も広がっており、「逮捕じゃないの?偉い人だから?」「上級国民への忖度がすごい」などの声も出ている。

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2019年6月13日のニュース