藤井七段 苦手・菅井七段と激突 勝てば竜王戦決勝T進出

[ 2019年5月31日 10:39 ]

竜王戦ランキング戦4組決勝、菅井竜也七段(手前)と対戦している藤井聡太七段
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が31日、大阪市内の関西将棋会館で指された竜王戦ランキング戦4組決勝で、菅井竜也七段(27)と午前10時から対局中だ。

 同組2位までという来期3組への昇級をすでに決めている藤井。勝てば、初参戦から3期連続のランキング戦優勝(賞金205万円を獲得)を果たし、3期連続で本戦となる決勝トーナメント進出を決めることになる。

 立ちはだかるのは、過去2戦2敗の“藤井キラー”菅井。王位1期のタイトル獲得歴を持つ振り飛車党の実力者だけに、激しい戦いが予想される。下座に腰掛けた藤井は振り駒で先手となり、熱いお茶を一口すすってから飛車先の歩を突いた。戦型は菅井が三間飛車に構えた。

 対局場は会館5階にある「御上段(おんじょうだん)の間」。上座後方の床の間に飾られた故木村義雄、故大山康晴、中原誠、谷川浩司という永世名人4人の揮毫(きごう)入り掛け軸か飾られたスペースには対局開始前からピリピリムードが漂っていた。

 今年度中の最年少タイトル獲得が期待される藤井。この日の1局に敗れると、当初、獲得できる可能性のあった4つのタイトル戦のうち、28日に敗れた棋王戦に続いて挑戦者になる目がなくなり、残すは大阪王将杯王将戦と王座戦だけになる。

 持ち時間は各5時間。2度の食事休憩を挟み、本日夜の終局が見込まれている。

 竜王戦は全棋士と女流棋士4人、奨励会員1人、アマチュア5人が参加。1組から6組に分かれてトーナメント戦を行い、1組の上位5人、2組の上位2人、3~6組の優勝者の計11人で挑戦者決定トーナメントを行う。その後、例年10月から12月にかけて7番勝負が竜王と挑戦者の間で行われる。

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