渡辺王将 山中湖1周13・6キロ 初出場で完走「最後は余裕」

[ 2019年5月27日 05:30 ]

山中湖一周を完走し喜ぶ(左から)佐々木勇気七段、渡辺明王将、加藤桃子女流三段(撮影・久冨木 修)
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 将棋の渡辺明王将(35)=棋王との2冠=が26日、山梨県山中湖村で行われた第39回スポニチ山中湖ロードレースの山中湖1周(13・6キロ)に初出場し、約1時間40分で完走を果たした。

 20歳前後から体調管理のためランニングを開始し、最長で10キロを走るという渡辺王将もレース参加は初体験。「天気が良く、富士山も常に見えたので、疲れを感じることなく最後は余裕でした」と、自己最長距離を走破し涼しい表情だ。本業の将棋同様、個人の戦いだったが「沿道からの声援や放水があり、とても楽しかった」と振り返った。

 6月4日に開幕する棋聖戦5番勝負では初の名人位を獲得したばかりで現在絶好調の豊島将之3冠(29)に挑戦する。「白熱の戦いを期待されていると思うので、その期待に応えたい」と意欲を高めていた。

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2019年5月27日のニュース