芸能界おめでたラッシュ 高橋みなみら令和婚が続く理由

[ 2019年5月3日 15:00 ]

笑顔で指輪を披露する高橋みなみ(撮影・木村 揚輔) 
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 10連休の真っただ中に芸能界からおめでたい話題が続いている。AKB48グループで初代総監督を務めた元メンバーの高橋みなみ(28)が1日、15歳年上の一般男性と結婚した。「神7」と呼ばれた人気メンバーの結婚は昨年7月の前田敦子(27)、今年2月の篠田麻里子(33)に続いて3人目。「彼は昭和生まれ、私が平成生まれという事と、お付き合いを始めたのが5月という事もあり、新しい時代の始まりと共に家族として歩むことを決めました」と報告した。

 男性はウェブ製作やマーケティング開発を手がける企業に勤務。高橋が2016年4月にAKBを卒業後、交際が始まった。婚姻届は総合プロデューサーの秋元康氏(61)が証人となった。

 タレントの上地雄輔(40)には1日、第2子が誕生。ブログで「街もテレビも“令和”てゆー探り探りの盛り上がりの中でカチって0になったその日にオギャー!って、ウソみたいに雨予報も吹っ飛ばして出てきました」と、新元号に変わった時刻に授かったことを伝えた。第1子とともに性別は明らかにしていないが、「3000グラムで身長50・0センチ、胎盤も500グラム」と「0」づくしの誕生だったという。

 令和初日は同様に「令和婚」や「令和ベビー誕生」が相次いだ。グラビアでも活躍した女優の葉加瀬マイ(32)は午前0時すぎ、東京都内の区役所に婚姻届を提出。相手は3歳年上の外科医で、芸能界最速の令和婚となった。交際期間は10カ月。「新しい人生のスタートにピッタリなので、この日に決めていました。年をとっても令和婚だよーって言いたい」と、のろけた。

 ユニクロ「ブラトップ」のCMに出演中のモデルで女優の松島花(29)は2歳年上の会社員男性(31)と結婚。菅義偉官房長官の新元号発表時を模して、「入籍」と書かれた額縁を掲げる写真をインスタグラムで紹介。「平成元年生まれなので、“令和”に変わるこの日に入籍したいと思いました」と明らかにした。

 テレビ東京ドラマ「牙狼―GARO―」などでヒロインを務めた女優の肘井美佳(36)も都内の区役所に婚姻届を提出。相手は約1年前から交際していた一般男性。「新元号令和の始まりの喜びとともに、夫婦という新たな形で関係を築いていける喜びを大切にしたいと思い、この日にしました」と説明した。

 服部半蔵と並ぶ伊賀忍者・百地三太夫の末裔とされるタレントの山口実香(29)も同じ日に婚姻届を提出した。

 時代の変わり目は芸能界でも大物結婚ラッシュの傾向がある。2000年や2001年は、それぞれ「ミレニアム婚」「21世紀婚」として多くの芸能・著名人が話題を提供した。千年紀は木村拓哉&工藤静香、新世紀は反町隆史&松嶋菜々子ら。今回は元号の変わり目に加え、5月1日が「大安」と重なったことも大きい。高橋も「時代が変わる瞬間、しかも5月1日が大安だったこともあった」と明かした。

 また、令和婚女性タレントたちは現時点で、いずれも妊娠はまだだとしている点も共通している。

 多くが、新元号初日に夫婦生活1日目を狙ってきた中、1日に結婚を発表した女優の徳永えり(30)は婚姻届の提出日を明かしていない。所属事務所の公式サイトで「かねてお付き合いさせていただいている一般男性と入籍致しました」と報告。関係者によると、令和婚ではなく平成のうちに結婚したといい、「平成ギリギリ婚」となったようだ。

 ブライダル業界は、「改元の今年は結婚する人が例年以上に多くなる」とみている。結婚ラッシュはまだまだ続き、「令和のジューンブライド」を希望するカップルが6月も盛り上げそうだ。 

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