実写版「ピカチュウ」役は西島秀俊 オファーに「プレッシャー感じた」

[ 2019年5月3日 12:03 ]

「名探偵ピカチュウ」の初日舞台あいさつに出席した(左から)西島秀俊、竹内涼真、飯豊まりえ
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 映画「名探偵ピカチュウ」(監督ロブ・レターマン)の吹き替え版のピカチュウ役を俳優・西島秀俊(48)が担当することが3日に分かった。西島はこの日都内で行われた初日舞台あいさつに出席した。

 同作はアニメ「ポケットモンスター」に登場する人気キャラクター・ピカチュウをハリウッドが初めて実写化。見た目はかわいいが中身はおっさんで、しかも人間の言葉を話す名探偵ピカチュウ。英語版で声を演じたのは、人気米俳優のライアン・レイノルズ(42)だが、日本語版の吹き替えは誰が担当しているのか話題になっていた。

 西島は、オファーが来たときは「プレッシャーを感じました。必死で一生懸命やらせていただきました。いまも緊張しています」と心境を告白。「実写化された人間と暮らす(ポケモンたち)がチャーミングだった。いち早く見れて興奮した」とポケモンと人間がともにする映画の世界観について語った。

 またピカチュウの相棒の主人公の青年・ティムには俳優の竹内涼真(26)ヒロイン・ルーシーは女優でモデルの飯豊まりえ(21)が吹替えを担当した。子ども時代はまさにポケモンを見て育ったという竹内は「(ポケモンの)ゲームボーイカセットを持っていた。学校終わって対戦もしてた」とコメントし、「全部大変でした。キャストの皆さんのお芝居が繊細なので、日本語で演じるのが難しい」と苦労したことについても言及。飯豊は西島の吹替えについて、「(ピカチュウ役は)誰か知らなかった。エンドロールで初めて知った。ドッキリみたいだった」とギリギリまで知らされていなかったことを明かした。

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