羽生九段予告 令和の将棋界は「カオスになるでしょう」

[ 2019年4月30日 05:30 ]

イベントに出席した(左から)羽生九段、藤井七段、里見女流4冠、渡辺2冠(撮影・我満 晴朗)
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 平成の将棋を振り返るイベント「棋才 平成の歩(あゆみ)」が29日、都内のホテルで行われた。羽生善治九段(48)、渡辺明王将・棋王(35)ら平成を代表する8人の棋士・女流棋士がトークショーなどを繰り広げた。平成を象徴する棋士の羽生は、30年間を「アナログからデジタルに少しずつ移っていった時代」と総括。さらに新時代・令和について「将棋界もカオス(混沌=こんとん)になるでしょう」と予告し観客約800人をうならせた。

 平成生まれの代表として藤井聡太七段(16)も参加。令和の将棋界について「人間と一度も対局せずに棋士になる方が出てくるのではないかと思います」とフリップに記入。「こういう人が現れたら面白い」と話した。

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