仲邑菫初段“プロ初勝利”27歳年上に完勝「うれしいです」

[ 2019年4月29日 05:30 ]

種村小百合二段(右)と足台を使って対局する仲邑菫初段 
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 史上最年少でプロ囲碁棋士になった仲邑菫初段(10)が28日、日本棋院関西総本部(大阪市北区)で打たれた若竹杯の1回戦で種村小百合二段(37)を破り、非公式戦ながら“プロ初勝利”を挙げた。同日行われた2回戦では村松大樹六段(30)に敗れ、準決勝に進めなかった。

 仲邑は初勝利後「あまり緊張せずに打てた。勝ててうれしいです」と興奮を抑えるように振り返った。立会人の後藤俊午九段は「序盤から攻勢に立って押し切った完勝でした」と絶賛。種村は「勝負所が強くて隙がなかった」と脱帽した。

 対局前にサプライズもあった。若竹杯に協賛する飯田グループの竹村肇相談役が、集まった取材陣約40人を横目に「報道陣が多いから」と、優勝賞金を倍増の20万円にすることを即決。「女子ゴルフも宮里藍や横峯さくらが出てきて人気につながった。スターを育てなアカン」と熱弁を振るった。

 2回戦の相手の村松は師匠が仲邑の父、信也九段で同門対決。一時優勢を築いたが「(村松の)テクニックにはめられたよう」と後藤が総評する惜敗だった。仲邑は「ちょっと悔しい」と話すのが精いっぱいだった。

 5月1日には東京ドームで行われる巨人―中日戦の始球式に登板。次の公式戦は6月以降の見込み。

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