平成最後のテレ東「池の水」プロデューサー語る「池」への信念「その後を見守ることも番組の責務」

[ 2019年4月21日 08:00 ]

21日放送のテレビ東京「池の水ぜんぶ抜く大作戦」に出演する(左から)田村淳、生駒里奈、大村市長の園田裕史氏、田中直樹、静岡大学の加藤英明博士(C)テレビ東京
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 テレビ東京の人気シリーズ「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦~世界遺産だ!2大名城から出た!天守閣シャチホコ&謎の屋根2時間半スペシャル~」(後6・30)が21日に放送される。17年1月の番組スタートから3年が経過。番組を手掛ける同局制作局の伊藤隆行プロデューサーに“平成最後の池の水”の見どころを聞いた。

 今回は番組MCのロンドンブーツ1号2号・田村淳(45)が地元山口県で萩城のお堀の水抜きに挑戦。伊藤プロデューサーは「“ぜひ淳さんに来てほしい”と地元から熱烈な声があり、天守閣の真下のお堀の水を抜きました。天守閣のシャチホコと思われる瓦など“毛利家のお宝”と呼べるものが出てきましたよ」と見どころを語る。

 新コーナー「ひっそり放置池」では、誰にも管理されずに放置されている池を調査する。伊藤プロデューサーによると、早急に対処しなければならない「放置池」が全国に数多く点在しているという。「放置池の問題については農林水産省も問題視しています。昨年広島を中心に発生した豪雨災害でも、放置された池が決壊してしまった例もあるんです」。

 また、昨年秋に池の水抜きを行った長崎県・大村市の大村公園を再訪。昨年10月14日の放送で公園の池に大量発生したボラを取り除く作業を行った同番組だが、放送直後に「ボラが大量死した」というショッキングな情報が駆け巡った。だが実際はそうした事実はなく、大村市の協力のもと、ボラの生命に配慮しながら慎重に作業が行われた。伊藤プロデューサーは「大村公園は桜の名所なのですが、池の水もきれいになったことで花見客からも反響の声があったみたいです。今回の放送でそういったところを見ていただけるとうれしいです」と語る。

 番組側は水抜き後も現地に足を運び、大村市の園田裕史市長と綿密なやりとりを続けていたという。「一度水を抜いたら終わりではなく、その後の池がどうなったかを見守っていくこともこの番組の責務だと思っています。今後は“あの池は今?スペシャル”といった企画も考えています」。

 昨年4月の月1レギュラー化から1年。今回が平成ラストの放送となる。伊藤プロデューサーは「お城など日本の名所からのオファーがたくさん来ています」と明かし、「2020年の東京オリンピック開催中もどこかの池の水を抜いていたいですね」と令和へ向けての展望を語った。

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