テレビ朝日「アメトーーク」西成地区への差別的表現謝罪

[ 2019年4月20日 05:30 ]

テレビ朝日の社屋
Photo By スポニチ

 テレビ朝日は19日、バラエティー番組「アメトーーク!」の2月14日放送分で、大阪府立西成高校と西成地区について事実と異なる内容や差別的な表現があったとして、同番組内で謝罪した。

 番組の公式サイトに掲載された謝罪文によると放送で西成高校に関し「窓がガラス素材でない理由は割る人が多いから」などと紹介したが「事実と異なっていた」という。また西成地区を「行かない方がいい地域」とした差別的な表現があった。

 その上で「西成高校と西成地区が問題のある学校や地域であるとの印象を与えていた」として、生徒や保護者、住民らに「多大なるご迷惑とご不快の念をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 テレビ朝日広報部によると、3月に西成高校と大阪府教育委員会、部落解放大阪府民共闘会議からそれぞれ抗議文が届き、府教委には電話で謝罪。他は同局関係者が直接訪問して謝罪を済ませているという。

続きを表示

2019年4月20日のニュース