夏の参院選を前に…NHK人事でささやかれる“思惑”

[ 2019年4月17日 12:00 ]

NHK
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 NHKが、元専務理事の板野裕爾NHKエンタープライズ(NEP)社長を専務理事に復帰させる人事を発表した。「官邸に近い」(同局関係者)と言われ、前回の専務理事時代に「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターの降板を主導したとされる人物。夏に参院選を控えるタイミングでの返り咲きに、局内では「あまりに露骨な人事だ。一線を超えたと言える。現場はさらに萎縮してしまうだろう」と動揺が広がっている。

 板野氏は石原進経営委員長(JR九州相談役)と同じ高校出身。JR関係者と強いコネクションがあり、政権内では菅義偉官房長官に近いと言われる。一方、安倍晋三首相の信頼が厚い岩田明子記者らは“反板野派”で、別の人物を推していたという。こうした事情を知る同局関係者の間では「官邸では菅さんの影響力がすでに安倍さんを上回っているのでは」との見方が広がっている。

 将来的には「板野会長」が誕生する可能性も出てきた。関係者は「本人は当然会長の座を狙っているだろうし、今の流れでいけば、その目は十分にある。今回の人事はNHKの将来をめぐる歴史的転換点になるかもしれない」と指摘している。

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