藤井聡太七段 師匠の前で小学生女児に“詰まされた”

[ 2019年4月15日 05:30 ]

名古屋市内で開かれた将棋普及イベント「竜王アカデミーin名古屋」に師匠の杉本昌隆八段(左)とともに参加した藤井聡太七段
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 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が14日、名古屋市で開かれた将棋普及イベント「竜王アカデミーin名古屋」に師匠の杉本昌隆八段(50)とともに参加した。

 先月末の詰将棋解答選手権チャンピオン戦で5連覇するなど昨年度の活躍が紹介されると、会場を埋めたファン約200人から大きな拍手。藤井は照れながら一礼した。

 子供たちからの質問タイムでは追い詰められる場面もあった。「小学1年時の担任の名前を覚えてますか?」と問われ「ええっと、記憶力を試されているのかなと思いますが…。いや…ええ~!すぐには思い出せない」とパニック状態に。結局“正解”を導き出せず「棋士だと記憶力がいいと思われることも少なくないんですが、全て覚えているわけではないので」と降参。同じ先生に教わった小4女児による質問だったが、答えに詰まらされての“完敗”に苦笑いだった。

 最近、AIを使った将棋研究が高じてパソコンが趣味になったことも告白。現在は昨年購入した機種を使っているが「買い替えるつもり」と、令和元年に“藤井コンピューター”のさらなるバージョンアップを図ることを示唆した。

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2019年4月15日のニュース