上方漫才大賞は「中川家」9年ぶりの栄冠に礼二「2度も頂けるなんて」

[ 2019年4月13日 19:23 ]

上方漫才大賞の大賞に輝いた「中川家」の剛(左)、礼二
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 関西の漫才界で最も古い歴史を誇る「第54回上方漫才大賞」が13日、大阪市内で行われ「中川家」が9年ぶり2度目の大賞に輝いた。

 弟の礼二は「2度も頂けるなんて正直思ってもいなかったので」と謙遜し、兄の剛は「守口生まれのクソガキが、こんな賞を…」と感慨深そうに喜びを語った。

 授賞式後の会見では礼二が「複数回もらっている先輩方に並べるよう、漫才を中心に多方面で頑張りたい」と賞の重みをかみしめ、さらに平成最後の「大賞」だったことに「来年『令和』第1号の大賞にもいいですね」と連覇に色気を見せたた。

 兄の剛は「小学校の時にこの賞をテレビで見ていて“ボクもあそこに立つことがあるのかな”と思ったこともあった。夢はかなったのかな」。さらに「漫才」へのこだわりをのぞかせ「漫才師として一生を終えたい。60歳になっても小学生にケツ蹴られるような、親しみやすいオッサンになりたい」と話した。

 5組がノミネートされた奨励賞には「かまいたち」が選ばれ、7組が候補に上がっていた新人賞は兄弟コンビの「ミキ」が選ばれた。

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