宮本亜門氏「後悔」2年前に前立腺がん兆候も再検査せず…

[ 2019年4月13日 05:30 ]

記者会見した宮本亜門氏
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 前立腺がんを患っていることが発覚した演出家の宮本亜門氏(61)が12日、都内で会見し病状を説明した。ステージ2で骨や臓器への転移は認められず、5月下旬に前立腺の全摘出手術を受ける予定。手術までにセカンドオピニオンを仰ぐことも検討している。

 2月28日にTBSの医療番組の企画で人間ドックを受診。3月4日に精密検査を受け、18日に前立腺がんと宣告された。悪性腫瘍は約1センチ。自覚症状はないが、尿の出にくさや、回数の多さは感じていた。

 2年前に兆候もあった。人間ドックの結果に「“前立腺がんの可能性がある”と書かれていた」という。前立腺がんの可能性を示す血液のPSA値が高かったためだ。糖尿病予備群とも指摘されたが、再検査を受けず。「急を要するとも思わなかった」といい「後悔した」と甘い考えを反省した。一方で「今まで以上に充実して生きてる感じがする。死ぬ瞬間まで演出していたい」と力強く語った。

 会見後には26日から東京・日比谷で開かれる「Hibiya Festival」の稽古を行った。

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2019年4月13日のニュース