欽ちゃんがドンと予想「永心」 その“心”は「次は“心”穏やかな時代になって」 

[ 2019年4月1日 05:30 ]

新元号1日発表

新元号を予想し「永心」と書いた色紙を手にする萩本欽一(撮影・久冨木 修) 
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 昭和、平成と芸能界を歩んできたスーパースターが、新時代への思いを語った。コメディアンの萩本欽一(77)は新元号を「永心(えいしん)」とズバリ予想した。

 欽ちゃんは予想した新元号「永心」について「2文字目に、今までないような言葉が来ると思う。“心”ってなかなかイメージできないでしょ?これでドンといってみよう!」と笑いながら色紙にペンを走らせた。

 「心」という字には新時代への願望も込めた。「昭和は、貧乏でも悲しくなかった。平成は便利に、裕福になったはずなのに、むしろ心が寂しい風に吹かれていた時代だったと思う」と語り「次は心安らかな時代になってほしい」と憂いた。

 平成を振り返り「とにかく、歴史上であんなにお出掛けになった天皇って初めてじゃないかね。一番悩んじゃいけない方が一番悩まれた。それほど、度重なる災害、技術革新という猛烈な風が吹いた時代」と評した。

 長く主戦場にしてきたテレビも「平成に吹き飛ばされちゃった」と話す。平成中盤以降、急激にインターネット化が進み、テレビは娯楽の王様から陥落。2015年に入学した駒大での風景を引き合いに出し「今、テレビの話する若いやつなんていないもんね」と苦笑した。

 今や芸能人でなくても動画サイトなどで発信し人気者になれる時代。「才能や個性があれば気持ちよく世に出ることができる環境だし、能力は非常に優れている」と若い力を評価する一方「確かに言葉は面白いんだけど、笑いが冷たくなっちゃってる」と警告する。

 その理由を「簡単だよ。平成は修業をしない時代だから。僕も育った浅草で言えば、修業してるのはたけちゃん(ビートたけし)までよ」とピシャリ。「昔のお笑いは間抜けなやつが入る世界。芸に打ち込むうちに何とかなっていく世界だった。苦労を知ってる笑いだから、ダメなやつでも一緒に笑えたんだよね」という。

 「確かに平成は便利になって、賢い人間も多くなった。だけどその分、仕事に苦労がないし、勢いに乗り遅れた人間は置いてかれちゃう。今のバラエティーに出てる若い子には、スマホの狭い画面を飛び越えるような勢いと“心”の大切さを持ち合わせた笑いをやってほしいね」と語った。

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