福山雅治 主演ドラマ「集団左遷」で残り少ない「平成」を「駆け抜ける」

[ 2019年3月31日 14:10 ]

日曜劇場「集団左遷」制作発表会見に出席したキャスト陣(前列左から)八木亜希子、市村正親、三上博史、福山雅治、香川照之、神木隆之介、中村アン、井之脇海、(後列左から)酒向芳、尾美としのり、高橋和也、迫田孝也、増田修一朗、谷口翔太、橋本真実
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 歌手で俳優の福山雅治(50)が31日、東京・新宿区の赤城神社で銀行の支店長役で主演するTBS日曜劇場「集団左遷」(4月21日スタート、後9・00)の制作発表会見に出席した。

 福山は日曜劇場初主演で同局のドラマには21年ぶりの出演。50歳を目前にして廃店が決まっている蒲田支店に異動させられた支店長・片岡洋を演じる。リストラ寸前の銀行員らとともに大逆転に賭ける“平成最後の下克上”ドラマで熱く頑張る“ごく普通のサラリーマン”という新境地に挑む。

 残り少ない「平成」を福山は「このドラマと共に駆け抜けることが決まっている」とし、新元号に変わり「“平成だったね”となっていくその変化に負けないよう、フレッシュさに負けないよう、あんまり普段言わないんですけど“がんばりたい”」と意気込みを語った。

 蒲田店の副支店長・真山役を演じるのは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」以来9年ぶりに福山とコンビを組む香川照之(53)。「大河の中でも特殊な撮り方した『龍馬伝』では福山さんと一生分付き合った。その1年間があったからおかげで、いじり倒すことが(出演者の)全員にできる」と熱量にあふれ、楽しい現場の雰囲気を伝えた。

 部下のリストラ寸前、ダメ社員集団には神木隆之介(25)、中村アン(31)、井之脇海(23)らが名を連ねる。片岡を左遷し、支店を廃店に追い込んだ常務・横山を三上博史、実権を副頭取に握られたお飾り的な頭取・藤田を市村正親(70)が演じる。

 原作は江波戸哲夫氏の「新装版 銀行支店長」と「集団左遷」。「銀行」という巨大組織を相手にリストラ候補の仲間たちと力を合わせて組織の理不尽さに立ち向かっていく姿をコミカルかつユーモラスに描く。

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2019年3月31日のニュース