千葉真一「仲間がどんどんいなくなっちゃう」

[ 2019年3月31日 05:30 ]

92年、映画「いつかギラギラする日」試写会での(左から)奥山和由プロヂューサー、多岐川裕美、荻野目慶子、木村一八、萩原健一さん、深作欣二監督

 萩原健一さんが主演した1992年の映画「いつかギラギラする日」(監督深作欣二)で共演した千葉真一(80)は「随分若いよね。まだまだやれる人だった。仲間がどんどんいなくなっちゃうなあ」と寂しげに語った。

 「傷だらけの天使」の1、3話を演出した深作監督に請われて参加した萩原さんと、同監督と盟友だった千葉の初共演作。2人は現金強奪グループの仲間という関係性で北海道でカーチェイスなど大規模なロケが行われ「彼も燃えていて撮影は盛り上がった。個性の強い男で常に地で演じているような独特の雰囲気を持っていた」と振り返った。

 その個性が暴走することもあり「勝手なところもあって“このクソガキ”と思うこともあったけれど、すっと謝られると許しちゃうんだよ。そこが面白く魅力的だった」と苦笑。監督を交え3人で酒を酌み交わした際には「深作さんも“おまえやりすぎだぞ。もうちょっと抑えてやれ”とよく言っていましたよ」と懐かしそうに話した。「役を膨らませるというより“ショーケンだったら、この役”と合わせて使う監督が多かった気がしますね。面白いキャラクターでしたよ」としのんだ。

 ≪鬼気迫る雰囲気忘れない≫▼荻野目慶子(女優、「いつかギラギラする日」で共演)あの鬼気迫る雰囲気は忘れられません。映画のエンドロールで流れた、萩原さんが歌う「ラストダンスは私に」の歌も大好きでした。おしゃれで唯一無二の魅力を常に放っていらして…心より御冥福をお祈りいたします。

 ▽「いつかギラギラする日」 北海道を舞台に、現金輸送車を狙ったギャングたちと、その仲間割れや警察からの逃走を描く。銃撃戦やカーチェイス、破格の分量の火薬を使った爆破シーンなどド派手なアクションを盛り込んだ。当初予定していた3倍にあたる11億円の製作費がかかったといわれる。萩原さん、千葉、荻野目のほか、木村一八(49)らが出演した。

 ≪アッコ「歌に色気あった」 内海桂子「かわいい笑顔」≫○…萩原さんと同い年だった歌手の和田アキ子(68)は30日に放送されたニッポン放送の番組でデビュー当時を振り返り「ショーケン(萩原さん)は不良でジュリー(沢田研二)は貴公子」と対比。「かっこいい人でした。色気があるんだよね、歌に」としのんだ。内海桂子(96)はツイッターで「笑顔があまりにもかわいらしくて今でも覚えている。この笑顔はうそをつかない顔」と魅力をつづり「68歳は早すぎ」と惜しんだ。

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