ひばりさん没後30年 元付き人が明かす秘話、5月に手記出版

[ 2019年3月28日 05:30 ]

美空ひばりさん(右)の付き人を務めた関口範子さん
Photo By 提供写真

 美空ひばりさんの没後30年の節目に、付き人を29年間務めた関口範子さん(79)の初手記「美空ひばり恋し お嬢さんと私」が5月17日に主婦と生活社から出版される。

 関口さんは1961年(昭36)に付き人となり、89年6月24日に最期をみとった。62年にひばりさんが小林旭(80)と結婚した際も一緒に新居に入ったほど信頼され、その半生を一番近くで見てきた人物。今も東京・青葉台の「ひばり御殿」で暮らしている。

 今作では、離婚から12年後の小林との偶然の再会や「おばさん、歌うまいね」の一言から始まった近藤真彦(54)との交流などの秘話を明かす。ファンに「関口メモ」と呼ばれたノートや日記も初公開。病床からの復帰となった東京ドーム公演「不死鳥コンサート」に至る過程も詳細に明かしている。

 ひばりさんの長男の加藤和也氏は「おふくろにとって、いなければ困る存在。かゆいところに手が届く優秀な付き人でした」と話している。

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2019年3月28日のニュース