長谷川博己が明智光秀 来年大河「麒麟がくる」織田信長は染谷将太「革新的な信長を」ナイナイ岡村ら出演

[ 2019年3月8日 14:04 ]

2020年大河ドラマ「麒麟がくる」出演者発表会に登壇した主演の長谷川博己(前列中央)と新キャスト陣
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 NHKは8日、主演の長谷川博己(42)が戦国武将・明智光秀を演じる2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」(来年1月スタート、日曜後8・00)の新キャスト12人を発表。1582年の「本能寺の変」で家臣・光秀に討たれた注目の織田信長は染谷将太(26)が演じることが決まった。

 染谷は「自分の口から織田信長という言葉を出るとは不思議に思っています。制作陣の方にも、革新的な信長を一緒に作っていきたいと言われて、こんなに贅沢なことはないと思っています」と意気込みを語った。

 主演の長谷川も「(染谷の信長は)全く新しい信長像を作り出してくれるだろうなと思った。イメージとして持っているものとは違ったものを作り出してくれると思う」と語った。

 「美濃編」は他に門脇麦(26)が光秀が京で出会う娘・駒、ナインティナインの岡村隆史(48)が大河ドラマ初出演で光秀が美濃で出会う三河出身の農民・菊丸、石川さゆり(61)が光秀の母・明智牧、西村まさ彦(58)が光秀の叔父・明智光安、高橋克典(54)が大河ドラマ初出演で織田信長の父・織田信秀、上杉祥三(63)が信秀を支える織田家老臣・平手政秀、尾美としのり(53)が美濃の守護・土岐頼芸、伊藤英明(43)が斎藤道三の嫡男・斎藤義龍、沢尻エリカ(32)が大河ドラマ初出演で斎藤道三の娘・濃姫、堺正章(72)が京に暮らす医師・望月東庵、本木雅弘(53)が美濃の守護代で光秀の主君・斎藤道三を演じる。

 「麒麟がくる」は大河ドラマ59作目。29作目「太平記」を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、大河としては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた半生に光を当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、丹念にそれぞれの誕生を描く。

 長谷川は大河ドラマ初主演で、大河出演は13年「八重の桜」以来7年ぶり。放送中の連続テレビ小説「まんぷく」(月〜土曜前8・00)にヒロイン・福子(安藤サクラ)の夫・立花萬平役で出演しており、朝ドラの主要キャストから大河主演という異例の“連投”。これは1986年前期「はね駒」でヒロインの夫を演じた後、続けて87年大河「独眼竜正宗」で主演した渡辺謙(59)以来。

 3月30日に最終回を迎える「まんぷく」は2月27日にクランクアップ。長谷川は休む間もなく大河「麒麟がくる」の準備に入る。

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