貫地谷しほり「なつぞら」で12年ぶり朝ドラ「とてもうれしい」歴代ヒロイン5人集結

[ 2019年3月1日 15:00 ]

貫地谷しほり
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 女優の貫地谷しほり(33)がNHK連続テレビ小説100作目となる次期朝ドラ「なつぞら」(4月1日スタート、月〜土曜前8・00)にレギュラー出演することが1日、分かった。同局が「アニメーション編」の新キャストを発表した。貫地谷の朝ドラ出演はヒロインを務めた2007年後期「ちりとてちん」以来、約12年ぶり。

 既に出演が発表されている松嶋菜々子(45)は1996年前期「ひまわり」、小林綾子(46)は83〜84年「おしん」、山口智子(54)は88年後期「純ちゃんの応援歌」、比嘉愛未(32)は07年前期「どんど晴れ」のヒロイン。朝ドラヒロイン経験者が5人も集まり、大きな話題を呼びそうだ。

 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務め、03年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目となる脚本家・大森寿美男氏(50)が手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 貫地谷が演じるのは、美大を卒業後、東洋動画に入社したスゴ腕アニメーター・大沢麻子(おおさわ・あさこ)。通称「マコ」。作画監督の仲(井浦新)をサポートし、現場をまとめる。クールに見えるが、内面は熱く、誰に対しても物おじしない性格から、社内で孤立することも。なつの厳しい先輩となる。

 貫地谷は「いつかヒロインのお母さん役をやってみたいと思っていたのですが、そうなるともっともっと先の話。100作という節目の作品に呼ばれたことはとてもうれしかったです」と朝ドラ復帰に喜び。

 大森氏が脚本を担当した07年の大河ドラマ「風林火山」で主人公・山本勘助(内野聖陽)と恋仲になる百姓の娘・ミツ役。「私にとって朝ドラヒロインになる直前に、とても素敵な人物を書いてくださった大森寿美男さんの脚本の中に、また飛び込むことができて幸せです」と再タッグに感激し「最初はヒロインのなつにきつく接する場面もありますが、だんだんと関係を築いていく流れを楽しみながら演じています。自分の人生を一生懸命生きている登場人物たちを是非応援してください」と呼び掛けた。

 他に井浦新(44)染谷将太(26)元AKB48の渡辺麻友(24)伊原六花(19)小手伸也(45)がいずれも朝ドラ初出演。中川大志(20)麒麟・川島明(40)木下ほうか(55)角野卓造(70)の出演が発表された。

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2019年3月1日のニュース