是枝裕和監督「万引き家族」オスカー逃す 日本作品10年ぶり快挙ならず アカデミー賞外国語映画賞 

[ 2019年2月25日 11:06 ]

「万引き家族」はアカデミー賞外国語映画賞を逃す(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOIPro.
Photo By 提供写真

 映画界最大の祭典、第91回米アカデミー賞の発表・授賞式が24日(日本時間25日)、ロサンゼルス・ハリウッドのドルビー・シアターで開かれ、外国語映画賞にノミネートされていた是枝裕和監督(56)の「万引き家族」は受賞を逃した。第81回の「おくりびと」(監督滝田洋二郎)以来、日本作品10年ぶりの快挙、昨年5月の第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールに続く偉業はならなかった。

 作品賞にもノミネートされているアルフォンソ・キュアロン監督(57)の「ROMA/ローマ」(メキシコ)が受賞した。

 「万引き家族」は前哨戦の第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞で外国語映画賞。第11回の黒澤明監督「乱」以来、日本作品33年ぶりの快挙を成し遂げていた。

 家族の在り方を描き続けてきた是枝監督が、今度は東京の下町を舞台に、軽犯罪を重ねながら日々を送る家族の姿を通して人間の絆とは何かを問い掛けた入魂作。息子・祥太(城桧吏)と協力して万引を重ねる父・治をリリー・フランキー(55)、その妻・信代を安藤サクラ(33)、信代の妹・亜紀を松岡茉優(24)、家族の“定収入”として年金をアテにされる祖母・初枝を樹木希林さんが演じた。昨年6月8日に公開され、興行収入45億円のヒット数字も残した。

 パルムドールは1954年の衣笠貞之助監督「地獄門」、80年の黒澤明監督「影武者」、今村昌平監督の83年「楢山節考」と97年「うなぎ」に続く日本作品21年ぶりの快挙だった。他にも「フランス版アカデミー賞」と呼ばれる第44回セザール賞の外国映画賞(第6回「影武者」以来、日本作品38年ぶり)など、66の海外映画賞の各部門において76ノミネート、36の受賞を重ねた(23日現在)。

続きを表示

「美脚」特集記事

「竹内結子」特集記事

2019年2月25日のニュース